こんな方におすすめ
- 連続増配当株にこれから投資しようと思っている人
- これから株を始めようと思っている人
- 配当金に興味がある人
こんにちは、良く世間では連続増配当株に投資する話を聞きますよね。配当金が安定して入ってきて、マネーマシーンが作れるとか、金のなる木を作るとか。僕も始めはとても興味がありましたし、連続増配当株について本で調べたり、ネットで調べたり、実際に買ったりもしたりしました。
しかし、調べていくうちに、だんだん自分の投資スタイルが決まっていく中で、配当金がたくさん出てくる連続増配当株は自分には向いていないと思うようになりました。
それからは、配当金重視の投資はやめるようになりました。
今日は僕が連続増配当に投資しない理由について話していきます。
結論
結論から言いますと、配当金を全て生活費に使う人は連続増配当株でも問題ありません。しかし、配当金を再配当する人はおすすめしません。
連続増配当株の魅力
まずは、一般的に言われている連続増配当株に投資する理由について話してみます。僕もこの理由で初めの頃は投資していました。
配当金が安定している
一つ目は連続増配当株は、当たり前かもしれませんが、配当金が安定して入ってくるという事です。連続増配当株は毎年増配しているので、減配のリスクが低いという事です。なので去年より今年、今年より来年と配当金は少しずつ増加していきます。だから、入ってくる配当金の額が安定しているのです。
確かに何もしないでそんなに入ってくるのは最高ですよね。
25年以上、50年以上の連続増配当し続ける株もある
また、連続増配当株の中でも配当貴族に投資している人はたくさんあります。配当貴族とは25年以上連続して増配当し続けている企業のことです。つまり、25年以上も増配当しているという事は、安定して今後も増配当し続ける可能性が高いという事です。だから、この配当貴族に投資していれば、安定した額の配当金がある程度保証されているという事です。
さらに、配当王という株もたくさんあります。配当王とは50年間増配当し続けてきた企業の事です。こちらも配当貴族と同様にある程度の保証になります。
配当貴族 | 配当王 | |
連続配当年数の条件 | 25年 | 50年 |
対象の銘柄 | S&P500の中 | 全ての上場企業 |
メモ
ただ、配当貴族の対象がS&P500の中から選ばれているのので、基本的に株価は優秀と言えますが、配当王は全ての上場企業の中から選ばれているので、増配当しているだけで、株価がどうなっているかは調べないといけません。
資産も増える
このチャートはVIGとS&P500を比較しているものです。
VIGとは
10年以上連続で毎年一貫して増配する方針をとっている米国企業から構成される指数に従うETFです。なお、上位25%の高利回り企業は除外されています。
つまり、連続増配当株とS&P500を比較したものです。
このチャートからわかるように、S&P500とそんなに資産推移は変わらないという事です。つまり、資産もしっかり増えるという事です。
連続増配当株の利点まとめ
安定して配当金が入って来るから、次にいくら入って来るかを予想しやすいので、感情の浮き沈みが少なくて済みます。なので、安心できるという点が最大の利点だと思います。
さらに、資産も連続増配当株の選び方によってはS&P500並みに増加するという点です。
確かに、連続増配当株に投資する人たちは否定しませんし、投資スタイルは人それぞれだと思います。しかし、僕は次に話すデメリットがあるため、僕の投資スタイルには合わないと思い、やっていないです。
連続増配当株の最大のデメリット
次に、連続増配当株に投資しない理由、デメリットについて話します。
結論から言いますと、配当金が出てくる点です。配当金がでてくるのは良いことでは?と思うかもしれません。しかし、配当金には税金がかかります。その税金の取られた配当金を再配当すると、いずれその金額は配当金として出てきますが、そこでもさらに税金がとられます。つまり、余計に税金がとられてしまうのです。僕の場合は今は資産形成をしたいのであって、もし配当金が出てきてもそれを再配当することになります。もし、読者の方が、配当金を全て生活費に使うというのであれば、問題ないと思います。
ただ僕は、普通に投資していても、必要な金額だけ売ればいいだけなので、わざわざ連続増配当株に投資をして配当金という形で出金しなくても良いと思います。
この辺を理解しながら、連続増配当株に投資するか、決めてほしいです。
また、連続増配当株に投資するにしても、その企業をしっかり確認する必要があります。
ちなみに、僕はS&P500をメインに投資しています。投資は時間が武器です。今からでも遅くはありません。将来のためにも始めてみてはいかがでしょうか。